H ZETT M独演会、初のフルオーケストラコラボに期待！！ 来年1月21日(日)のステージを先取りしたアニメのティザー映像が公開！！

(Illustrator by 休憩うさぎ)

8月17日(木)、超絶技巧のピアニストH ZETT M（エイチ・ゼット・エム)と神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコラボレーション公演に関するティザー映像が突如公開され、話題となっている。
ティザー映像→https://youtu.be/MR4zElWopJY

これは2024年1月21日（日）に静岡県コンベンションアーツセンター “グランシップ”で開催される『H ZETT M ×神奈川フィルハーモニー管弦楽団「新しいチカラ」』と題されたコンサートの詳細を伝えるもので、オーケストラアレンジされたH ZETT Mの代表曲「新しいチカラ」を神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共に演奏する場面がアニメーションで描かれている。

今までにも多くのアーティストとのコラボレーションを成功させてきているH ZETT Mだが、フルオーケストラとの共演は初めてであり、このコンサートに関する情報が出始めた時期から期待の声が多く寄せられていた。

このコラボレーションはH ZETT Mが2007年のソロ活動スタート時から続けている「ピアノ独演会」と銘打ったコンサートの特別編として位置づけられている。毎回一台のグランドピアノだけを使って縦横無尽なH ZETT Mの音楽世界が表現される「ピアノ独演会」は、子どもから年配者までの幅広い世代の観客を集めるだけでなく、マニアックな音楽ファンからも高く評価されており、H ZETT Mのユーモアあふれる自由な人間性と無重力奏法とも称される超絶技巧が笑顔と感動を呼び続けてきた。

その「ピアノ独演会」でフルオーケストラとの共演となると、両者がどのように混ざりあい、また、どのような相乗効果を生み出すのかは全く予想できないが、誰も見たことのないような爆発的な力を生み出し、見たもの全員にとって新しい音楽体験になるのは間違いないだろう。

本公演に向けてH ZETT M は 以下のようなコメントを寄せている。
「音楽高校の作曲科の時に管弦楽曲を作るという課題が出て、訳もわからず作り、今その時の音源を聞 き返すと稚拙ですが、当時はとても感動し、それは大きな挑戦でした。 (その時のフレーズも今回どこかに持ってきたいと思っています) それから色んな活動をしてきましたが、音楽の持つ幅の広さと深さは無限だと感じ続けています。 今回神奈川フィルハーモニーさんのお力をお借りします。フルオーケストラなんてとても贅沢な事です。」

なお、その前にまだ年内の独演会も予定されており、日程は以下の通りとなっている。

9月2日(土)静岡　富士市文化会館ロゼシアター
10月7日（土）宮城　えずこホール（仙南芸術文化センター）
11月10日（金）東京　府中の森芸術劇場

少しずつではあるが、これらの公演についても詳細が明らかになりつつあるので、注目していただきたい。特に静岡県にお住まいの方や、本来の「ピアノ独演会」に精通されているファンの方には、特別編の両方を比べて味わえるまたとない機会である。両方の参加も検討されてみてはいかがだろうか。

活動20年を目前にしたH ZETT Mが見据える先に期待したい。

(H ZETT M)
超絶技巧に加え、”無重力奏法”と形容される超人的パフォーマンスは実験音楽と高度な芸術性が融合している。ピアノ1台だけでの”独演会スタイルライブ”は、時にシニカルでユーモア溢れる彼の人間性が現れ、彼の一挙手一投足にまで満員の観客が釘付けになる。並行して活動しているトリオ編成によるバンド”H ZETTRIO”とは一味違ったその世界観は各方面から好評を得ている。

©️藤本史昭
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団)
地域に密着した音楽文化の創造をミッションとして、神奈川県全域を中心に幅広い活動を続けている。横浜を中心とした定期演奏会、巡回公演などの主催公演を開催。音楽教育にも積極的で、広い世代に音楽の魅力を伝えている。

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