世界各地でコンサート公演を行なっている・エコツミ・ 新曲「ねむるきみ」リリースに伴い、 妊娠 9 ヶ月で踊るマタニティ MV を公開!

歌と舞を使って、日本神話をテーマにしたライブ公演を国内外で継続的に展開してきた・エコツミ・が、日本神話の考え方に基づいた楽曲「ねむるきみ」(日本語・英語)を 9 月 1 日にリリースしました。英語版ミュージックビデオとして、「キャリア」と「出産」で悩む自身の姿を表現し、妊娠 9 ヶ月で踊る映像作品を制作・公開いたしました。

これまで 2020 年 3-5 ⽉、世界的ロックダウンの期間のサウンドスケープを使って制作する「covid19-20」プロジェクトとして「翼のない国」「トーキョー聖歌」「ザ・ソウル・オブ・ナイト」「とりのうた」を制作・発表してきた・エコツミ・の本プロジェクト最後の楽曲「ねむるきみ」が⽇本語と英語でリリースされました。
楽曲は世界 24 カ国 128 箇所 295 ⾳を使って作られており、歌詞は⽇本神話の考え⽅でもある「⼀⼈⼀⼈の中に神なるものが眠っている」ことをテーマにしています。
ミュージックビデオは、妊娠中のアーティスト本⼈が「出産」と「キャリア」の両⽴に悩んだことをモチーフに、出産と仕事を両⽴させる決意にいたるまでが描かれています。マタニティ専⾨トレーナーにつきながら練習を重ね、妊娠 9 ヶ⽉で⾃由に踊るアーティストの姿をご覧ください。

【・エコツミ・メッセージ】
「お⺟さん」は「お⺟さん」っぽくなくちゃいけないの?
私は不育症だったので、妊娠しては流産するという経験をひそかに重ねていた。
⼦供がいない⼈⽣もそれはそれで楽しいと思っていた。海外を⾶び回り、歌ってダンスした。仕事のキャリアを優先したかった。そんな私でも、妊娠のたびに⼼底喜び、そして流産のたびに、もう⽴ち直れないのじゃないかというくらい泣いた。周囲のわずかな⼈に妊娠を告げ、「お⺟さんっぽくないけど⼤丈夫なの?ちゃんと育てられるの?」と⾔われるたびに、流産するとそれが原因だったような気になった。「お⺟さん」になる準備として「お⺟さん」っぽくしていないから、流産しているのじゃないか。
でも、本当にそうなのかな?「お⺟さん」になるには、「お⺟さん」っぽくなくちゃいけないのかな? 私はこれまでの「私」を消して「お⺟さん」に塗り替えるよりも、「私」に「お⺟さん」をプラスする⽅を選ぼう。⾃分で⾃分を縛るのはもうやめよう。
妊娠していてもしていなくても、これを観た⽅が、少しでも⾃分⾃⾝の可能性を感じられるように。無⾔のうちに⼿渡される「役割」を、枷ではなく、新しい可能性として捉えられますように。

「ねむるきみ」(英 ʻYou are still sleepingʼ)


■Youtube: https://youtu.be/DHYKU3BReoY
■ストリーミングはこちら
◇Spotify
https://open.spotify.com/intlja/album/2KmWQrJBQgUGdTzwRuUeVc
◇Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/nemuru-kimisingle/1698302667
◇Amazon music ,Youtube Music, LINE Music ほか
https://linkco.re/Sb3shsVv

・エコツミ・プロフィール

神話や⺠話を伝えるシンガーソングライター/パフォーマー/⼩説家。
早稲⽥⼤学卒。神社検定1級。
数多くの舞台・ミュージカルに出演し、在学中に映画挿⼊歌にて歌⼿活動をスタートする。
⾔葉の語源にこだわる独特の詩とメロディ、そして舞台演出が評価され、ライブ公演、PV、イメージソング、ゲーム主題歌など、多⽅⾯に活躍。
2010 年からは、歌と舞を⽤い⽇本神話に独⾃の解釈を加えた和⾵歌劇「新訳古事記シリーズ」を展開。2015 年以降はヨーロッパを中⼼に世界各国でコンサート公演を⾏っている。
パリ、 ロンドン、リトアニアではソロ公演も開催。
アーティストとしても活動しており、Anderson Sudario ⽒とのインタラクティブアート作品で北九州デジタルクリエーターコンテストを受賞。⾃⾝のパフォーマンス映像がベルリン「WomenCinemakers2018」に選出。2021 年地域芸術祭 MMM にてグランプリを受賞。

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