狂⾳⽂奏楽「⽂豪メランコリー」開幕!

磯⾙⿓乎プロデュース舞台第⼆弾狂⾳⽂奏楽「⽂豪メランコリー」が六⾏会ホールで開幕しました。

狂⾳⽂奏楽「⽂豪メランコリー」
=ゲネプロ オフィシャルレポート=

オープニング。浮かび上がる6⼈のシルエット。その正体は──芥川⿓之介(橋本真⼀)、⾕崎潤⼀郎(校條拳太朗)、太宰治(反橋宗⼀郎)、中原中也(秋沢健太朗)、夏⽬漱⽯(前川優希)、与謝野晶⼦(中⼭栄嗣)。そう、今は亡き、⽇本を代表する“メランコリックな”⽂豪たちである。時代を超えて今宵ここに集った彼らの⽬的は、会場を巻き込んでのライブパフォーマンス! 各々のイメージカラーを派⼿に施した純⽩の⾐装に⾝を包み、ハンドマイク⽚⼿に時に⼒強く、時に攻撃的に、まずは6⼈⼊り乱れて繰り出すリリックの連打で観客に“ごあいさつ”。難しいことは⼀切なし、ここは彼らが⽣み出すサウンドに⾝を委ね、⼼のまま⼤いに盛り上がっていこう。

タイトルに「狂⾳⽂奏楽」とあるように、本作は⽂豪たちが⼰の⽣き様を歌にブチ込み放出していくスタイル。
彼らには作⾵や⾃⾝がたどった⼈⽣から抽出されたキーワード、芥川=dark、⾕崎=fetishism、太宰=suicide、中原=loss、夏⽬=heart、与謝野=chastityが与えられている。それは⾃分にとっての誇りでもあり、縛りでもあり、トラウマでもあり…だからこそ、歌にする。⾔葉にする。そうして⼰を包み隠さず曝け出すことで⾼尚めいたパブリックイメージを打ち破り、「⽂豪だってヤバいやつだろ? でもダメなところも愛してくれ!」とメッセージを発し続ける。
情感の込められた歌声もじんじんと⼼に沁みた。「求められるのは作品性? ⼈間性?」。過剰なコンプライアンス重視で表現に規制の多い今、このアンチテーゼも⾝につまされるところだが…作品と作者、アンビバレントなほど、その魅⼒も増すのでは?!
ライブハウスのように熱く、ショーパブのように妖しく、そしてミュージカルのステージのように繊細且つドラマティックに…と、ソロを取る⽂豪のキャラクターに合わせて舞台上の空気もさまざまに変容。演じる俳優たちもこの特殊な構造を楽しみながら、コミカルなパートは軽やかに、⼈間の業を吐露するシーンでは重厚にと、硬軟取り混ぜながらキャラクターを乗りこなしていた。回変わりのゲスト(この⽇は⽯川啄⽊:⾕佳樹)もパワフルでチャーミング。MCパートでは予期せぬハプニングも全員で楽しみながら進⾏、ライブ感を⼤いに⽣かしたチームワークも⼼地よかった。⽂豪たちの存在を通してハピネスからどん底まで、幾つもの⼈⽣をハイスピードで疑似体験できる『⽂豪メランコリー』。アンコールにたどり着く頃にはセラピー効果すら感じてしまう不思議な体感がある。「⾃分の⼈⽣を変えられるのは⾃分だけ」。⽣きることに改めて興味が持てる、愛に溢れたステージだ。

text:横澤由⾹

開幕にあたり、メインキャスト6名からのコメントを紹介!

<芥川⿓之介役橋本真⼀>
キャスト6⼈。頭から最後まで全員がオンステージ。MCで会話を展開させながらパフォーマンスを⾒せていくライブ形式。なのにちゃんと演劇でもある。未だかつて観た事も経験した事もない作⾵で、どんな作品になるのか最初は全く想像がつきませんでした。いざ稽古が進むと、⼀⼈⼀⼈の表現者としてのポテンシャルの⾼さに感動、感服。この作品を組み上げる⻭⾞の⼀つで在れる事を⼼から光栄に思っています。このキャストだからこそ魅せられるモノを⾃信を持ってお届けしたいと思います。

<⾕崎潤⼀郎役校條拳太朗>
ハイスペックであり個性の強い演出家・俳優の皆さんとご⼀緒出来るということで、とんでもないことになるんだなと実感しています。お話を頂いて本を読んだ時から、そうなる予感はしていましたが、稽古を重ねて作品が出来上がっていくにつれ、想像を遥かに超え、まるでアベンジャーズの⼀員になったかのような気持ちで、このメンバーの中に⾝を置けることがとても嬉しく思います。本番は更にあがるでしょうし、たくさんの⼈に楽しんで頂きたいと思っております。

<太宰治役反橋宗⼀郎>
これは舞台であって舞台ではないと思います。稽古めちゃくちゃ⼤変でした。通し稽古も何度も⽌まりました。でも⼤信頼のりゅうこの脚本演出で、今まで⼀緒にやってきて凄いと思ったキャストさんスタッフさんが集まってるアベンジャーズみたいなカンパニーです。最狂のLIVEが完成してました。皆さんの叫びお待ちしてます。俺たちの真実を押し付けられにきてください。

狂⾳⽂奏楽「⽂豪メランコリー」
中原中也役の秋沢健太朗です。磯⾙⿓乎さんが描く個性的な脚本と演出とそして多くの⼈を魅了し続ける名だたる⽂豪を掛け合わせた今回の作品、磯⾙さんの頭の中を覗き⾒ているかのような不思議な感覚で稽古に臨んでおりました。共演者さん達と「客席から観てみたい」と常々話していました、それくらい強烈な個性と個性とが混ざり合った作品に仕上がっていると思います。

<夏⽬漱⽯役前川優希>
夏⽬漱⽯役の前川優希です。幼い頃から本、特に⼩説が好きで⽂学、というものに⼈より多めに触れてきた⼈⽣だったと思います。⽂豪の名作も読んできましたが、この作品を経てから改めて読むと、全く違う形で愛せるようになると思います。存分に⽂豪たちの憂鬱を味わい尽くしてください。

<与謝野晶⼦役中⼭永嗣>
⽇頃アーティストやボイストレーナーとして活動しながら今回初めて舞台に⽴たせていただきます。稽古を終えて本当に全ての出演者関係者にリスペクトしかありません。みんなの気持ちのこもった素晴らしい舞台に仕上がりました。⼀緒に楽しみましょう!!

★インフォメーション★

<あらすじ>
あなた推しの⽂豪のイメージ本当にそれであってる?
今⽇も絶える事なく輝き続けるかつての⽂豪達の作品。
その⼈気は現代になっても衰える事を知らない。
そんな偉⼤な作品を残した⽂豪達はどんな⼈だった?
穏やかで紳⼠的?
⼈格が素晴らしい?
そのイメージ、本当にそれで合ってます??
今此処に本当の姿を伝えるべくかつての⽂豪達が蘇り⾳楽に乗せて真
実を伝たるLIVEを開催する!
⾃分達の造られたイメージをアイクパフォーアンスで⾃らぶち壊し
ありのままの⾃分を曝け出し歌う
ロックでクレイジーなLIVEパフォーマンス!
それが狂⾳⽂奏楽!!
あなたの推しの⽂豪のダメな部分を曝け出す!
それでも・・・愛してくれますか?

<公演概要>
タイトル:狂⾳⽂奏楽「⽂豪メランコリー」
脚本・演出:磯⾙⿓乎
キャスト:芥川⿓之介役.橋本真⼀
⾕崎潤⼀郎役.校條拳太朗
太宰治役.反橋宗⼀郎
中原中也役.秋沢健太朗
夏⽬漱⽯役.前川優希
与謝野晶⼦役.中⼭栄嗣(役名順)
ゲスト:⽯川啄⽊役.⾕佳樹
宮沢賢治役.佐藤弘樹
江⼾川乱歩役.君沢ユウキ(出演順)
⽇程:2023年6⽉29⽇(⽊)〜7⽉9⽇(⽇)
会場:六⾏会ホール
主催:有限会社シーフォー

公式サイト: https://www.bunmera.com
公式Twitter: https://twitter.com/bunmera

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