台風が過ぎたばかりの10月13日(日)に、新宿BLAZEで女性アイドルグループを擁する事務所「I-GET」(アイゲット)に所属する全4グループ(READY TO KISS、SAY-LA、HOT DOG CAT、BABY TO KISS)が出演するイベント「TOKYO I-GET FESTIVAL 2019」が行われた。
台風の影響も心配されたが、会場は満員のすし詰め状態。オープニングトークで藤沢泉美(SAY-LA)、千葉咲乃(READY TO KISS)、白河陽奈(HOT DOG CAT)という各グループのリーダー3人が会場を和ませた後、ライブがスタートした。
まずは候補生ユニットである「BABY TO KISS」(ベイビートゥキス)が登場。レディキスに3人が昇格したため、べビキスもこの日が新体制お披露目となったが、星奈さな、楪カヲル、御園れんの3人が先輩グループのカバーを3曲披露し、まだ未完成ながらも可能性を感じさせるライブを見せた。
続いて「HOT DOG CAT」(ホットドッグキャット)。白河陽奈、大原莉奈、黒沢あかり、鈴本りんの4人がステージへ。「キラキラ☆ポジティブ」「オフィーリア~君に会いたくて~」「ワンダフルライフ」「凸凹フレンズ」と躍動する歌を4曲披露し、会場を盛り上げた。
3番手は「SAY-LA」(セイラ)。最新シングル「正統派の夏が来る」がオリコン・デイリー2位、週間8位を獲得するなど勢いに乗る彼女たちの登場で、会場はひと際大きな声援に包まれた。天原瑠理が喉の手術のため今月いっぱい休演しているが、森のんの、藤沢泉美、清水亜夢、咲山しほ、沙藤まなかの5人が「MARIA」「初恋カルボナーラ」「こじらせ片想い」「I LOVE YOU」の4曲を歌い上げ観客を魅了した。
そしてトリはREADY TO KISS(レディトゥーキス)。この日は、既存メンバー5人(千葉咲乃、清川麗奈、牧野広実、天羽希純、佐々木美帆)に新メンバー3人(弓川いち華、如月優衣、柚木美桜)を加えた、8人による新体制でのお披露目。それぞれのメンバーの気合いが伝わりまくるステージを展開し、オーディエンスもそれに呼応。「ChuChu」「成増になります」「STAR LIGHT~星色のこの気持ち、空に映れ」「エメラルド・クリームソーダ」で会場をブチ上げ、最後の曲「ムテキモード」では総勢約20名にもなる全出演者がステージへ。圧巻の光景でイベントを締めくくった。
エンディングトークでは各グループから今後の予定をアナウンス。まずHOT DOG CATはすでに発表されていた11月18日(月)渋谷O-nestでの2ndワンマンライブを告知した。
続いてSAY-LAは2020年1月2日(木)に渋谷TSUTAYA O-EASTでワンマンライブをやることを発表。目標に掲げている武道館単独公演に向けて、自身3度目となるO-EASTワンマンを成功させることを誓った。
そしてレディキスは先日発表した12月17日(火)Zepp Tokyoワンマンライブに加え、新たに12月18日(水)にニューシングル「その先の未来へ」をリリースすることを発表。キングレコードから5枚目のシングルとなる本作は、8人体制最初のシングルであり、年内で卒業を発表しているリーダー千葉咲乃にとってはラストシングルとなる。カップリングには「タピオカ・ストリート」等も収録される。
さらに、12月7日(土)8日(日)にはI-GETの全グループが台湾遠征をおこない「TAIWAN I-GET FESTIVAL」を行うことが発表された。池袋の小さな専用劇場からスタートし、今や大箱や海外に活動の場を拡げているI-GET。ますます今後の展開から目を離せなくなりそうだ。
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