昨年7月に新宿ReNYを舞台にCANDY GO!GO!は結成7周年を記念したワンマン公演を行った。そのときにタイトルへ冠していたのが「BORDERLESS」という言葉。あの日の舞台上で彼女たちは、「これからのCANDY GO!GO!はロックユニットとして活動をしてゆく」「アイドルとアーティスト、それぞれの活動の垣根を壊したボーダレスな活動を続ければ、その壁を壊す存在にCANDY GO!GO!はなる」と宣言した。
あのときの宣言を具体的に証明しようと、CANDY GO!GO!は4月8日にTSUTAYA O-NESTを舞台に、バンドを従えたスタイルでワンマン公演を行う。さらに、この日より会場販売&配信限定シングル『HONEY TRAP』の発売も決定している。
表題曲の『HONEY TRAP』は、ファンキーでスリリング、何よりゴージャズでカラフルなパーティチューンとして完成。弾けた演奏の上で彼女たちがセクシーに甘い罠を仕掛けてゆく。ぜひ、その甘い罠に堕ちて欲しい。
なぎさりんが作詞をした疾走感満載なロックナンバー『BORDERLESS』と、菜月アイルが作詞を手がけたメロウチューンの『Borderless』は、同じ楽曲を、歌詞とアレンジを変えて作りあげている。ここにも、CANDY GO!GO!の音楽のボーダーラインを無くす姿勢が示されている。歌詞の面でも、『BORDERLESS』へのアンサーソングとして『Borderless』の歌詞が綴られているように、そこにも注目していただきたい。
さらに『未練タランティーノさん』は、アルバム『IDOROCK』へ収録した『事件File.055』の前章となるショートバラード。収録した4曲すべてに、CANDY GO!GO!らしい新たな挑戦の意志や、楽曲が存在する理由が詰め込まれた。
ここでは、『HONEY TRAP』と『未練タランティーノさん』の魅力を、メンバーのミニインタヴューという形を通してお届けしたい。
『HONEY TRAP』は、アーティストCANDY GO!GO!としての色を提示した新しい第一歩の歌。
――『HONEY TRAP』は、とても華やかでゴージャスなパーティチューンとして完成しました。
なぎさ: これまでのCANDY GO!GO!にはなかったパーティ感を持った楽曲になりました。中に英詞のラップも出てくるんですけど。そこはライブごと、その場の雰囲気で自由に言葉を変えているように、『HONEY TRAP』は臨機応変自由に遊べる楽曲にもなりました。
杉本: ロックなダンスも、これまでのCANDY GO!GO!にはないスタイルだなと感じています。
磯野: 今のCANDY GO!GO!って、まさに次なる展開や、自分たちの活動のフィールドを塗り替えてゆくうえでも、いろんな転換の時期。だからこそ、あえていろんな挑戦も行っているわけなんです。
――「ロックユニットCANDY GO!GO!」としてのスタイルを築きあげてゆくうえでのプロセスを、今、作り上げてるということですよね。
磯野: そうです。「ロックなアイドル」ではなく「ロックユニットのCANDY GO!GO!」と昨年7月に宣言し、CANDY GO!GO!は活動を続けてきました。今は、そのカラーを浸透させている時期であり、自分たちで新しいフィールドを開拓し続けている状況のように、まだまだ変化してゆく過程の段階だし、そこを今は、いろんな形で提示している時期。だからこそ、失敗も成功もすべて上手く飲み込みながら、その先へ繋げていけたらなと思っています。中でも、『HONEY TRAP』はアイドルだったら絶対に歌わない楽曲のように、アーティストCANDY GO!GO!としての色を提示した新しい第一歩の歌になったなと思います。
『HONEY TRAP』の魅力をメンバーが盛り上がって語る!?
――メンバーそれぞれに抱いてる『HONEY TRAP』の印象も聞かせてください。
高城: わたし、比較的重めの楽曲が好きなんですけど、『HONEY TRAP』をライブで歌ったらめちゃくちゃ楽しくって。「こういう曲調も好きだなぁ」と自分の中での新しい発見にもなったように、わたしの中で一番好きな歌が『HONEY TRAP』なっています。
磯野: 磯野は、『HONEY TRAP』のBメロに記された「ねぇダーリン、あれすごくイイネ」と歌ってるんですけど。普段はぜんぜんそういうキャラじゃないけど(笑)、ライブでは色気を出しながら格好つけて歌ってるところが見どころだと思います。ライブではみんな『HONEY TRAP』を本気で楽しんで歌い踊っているように、みんなも一緒にライブで騒いでください。
菜月: これまでにあるCANDY GO!GO!楽曲の中でも、ダンス面ではめちゃくちゃ格好いい仕上がりになりました。何より、そのダンスを活かしたライブパフォーマンスに注目して欲しいです。あと、『HONEY TRAP』のMVでは、大人の女性の持つセクシーさや、楽曲に合わせはしゃいでいるパリピ感も出しているように、その映像から、普段のCANDY GO!GO!とは違う、メンバーらの素顔見える表情も楽しんでもらえたらなと思います。
杉本: 『HONEY TRAP』はサックスやトランペットの音色も印象深ければジャジーな要素も入っているように、CANDY GO!GO!を通し新しいジャンルに踏み込めたことが嬉しいんです。個人的には、初めてCDとMVにわたしの歌声と姿を収録できたことも嬉しいことなんです。
永瀬: そこは、わたしも同じ。『HONEY TRAP』は、とにかくダンスが格好いい。しかも、間奏ではお客さんたちと一緒に掛け合いをしたりなど、一緒に楽しんでいけるところがポイント。何より、CANDY GO!GO!が一番大事にしているライブ感を感じて欲しい楽曲だし、イベントでの盛り上げ曲になっていくのは間違いないです。
なぎさ: この曲を味わいたいなら、音源以上に、「まずはライブで聞け」と言いたいです。『HONEY TRAP』というタイトルのよう色仕掛けを施していくようにセクシーさもあるんですけど。この歌は、アドリブを活かせる要素が多い楽曲のよう、CANDY GO!GO!が何よりも大事にしているライブでこそ本領を発揮出来る歌なんです。永瀬も言ってたようイベントの盛り上げに欠かせない楽曲のように、まずは「ライブに来て一緒に騒げ」って気持ちです。
なぎさりんが語る『未練タランティーノさん』な未練たらたらぶり!?
――りんさんは、もう1曲『未練タランティーノさん』の作詞も行いました。
なぎさ: 『未練タランティーノさん』は、アルバム『IDOROCK』に収録した『事件File.055』の前編となる歌になります。最初は短いアカペラナンバーにしようというアイデアがプロデューサーのOKPから上がってきたんですけど、楽曲を聴いたときに、幸せになっていく人を見て、どんどん未練たらたらになれば、幸せにしている姿へむかつく主人公の姿が浮かび上がり、その感情の矛先が『事件File.055』へ繋がってゆく流れが生まれたことから、結果、アカペラではなくショートバージョンのバラード曲として『未練タランティーノさん』を作りました。
この歌声には虚無感を出したかったから、心を燃え尽き状態にさせたうえで、一度気持ちをフラットに戻して歌ったところ、すごく表情の似合う歌声になりました。機会があれば、ぜひ『未練タランティーノさん』『事件File.055』の流れで歌いたいなと思います。
TEXT:長澤智典
★LIVE情報★
「HONEY TRAP」
RELEASE ANNIVERSARY GIGS
渋谷TSUTAYA O-NEST
2018年4月8日(日)
OPEN16:00 START17:00
料金:前売3000円 当日3500円(1D別)
★CD情報★
4月8日発売:会場販売&配信限定シングル!
CANDY GO!GO! New Single「HONEY TRAP」
1: HONEY TRAP
2: Borderless
3: 未練タランティーノさん
4: BORDERLESS
(全4曲収録) \1500(税込) 限定2000枚販売!!
★オフィシャルサイト・SNS★
オフィシャルサイト
http://one2one-agency.com/
CANDY GO!GO! twitter
https://twitter.com/candygo2010
なぎさりん@Rin_rorigao
菜月アイル@aiaichan20
磯野未来@mikichi0223
高城しおり@sioritakazy0
杉本莉愛 @smile_riaivi
永瀬りか @rika_nagase