ビザール風デザインでありながら現代のニーズに応え実用性を備えたコンセプトが注目を集める国産ハンドメイドエレキギターメーカー「Caramel’s Guitar Kitchen(キャラメルズ・ギター・キッチン)」(※以下CGK)が12ヶ月連続新作プロトタイプリリースの第11弾 『CGK_PT11_Cosmic Konpeito Rocket Launch(コスミック・コンペイトー・ロケット・ローンチ』を本日発表した。
今年1年をかけて毎月1本新作プロトを発表していくという前代未聞の企画で、元ラーメン屋という異色の経歴をもつ福岡県在住クラフトマン片田武司(カタダタケシ)の自由な発想と遊び心、こだわりを詰め込んだプロト(試作)を毎月制作している。プロトタイプだが作りはしっかりとした国産ハンドメイドギターで、驚きの低価格が好評だ。

今回のギターは、上半期にリリースされた”コンペイトーシリーズ”が“横浜ミュージックスタイル2025”や先日開催された”島村楽器2025福岡GUITAR SHOW”に展示したところ、すべて即完するほど好評だったため、同シリーズのNEWカラーとしてとして制作された。前回同様、1950〜60年代のビザールギターを彷彿とさせていながら、しっかりとマテリアルにこだわり、斬新かつ現代の実用性を備えた1本だ。フリーハンドでデザインされたというボディは、まさに自由で奇抜なCGKオリジナルシェイプである。

なんと言っても今回まず目を引くのは大胆な塗装。1960年代のアポロ計画から始まった「宇宙SFブーム」を彷彿させるコスミックなデザインで、ロケットの発射をイメージしている。ゴールドとシルバーのラメが当時のレトロ感を増しており、裏面、そしてボディ側面にまで及んでいる。

またビグスビー風のレトロなトレモロアームをマウントして、さらにロケット的な演出がされていて遊び心満載だ。とはいえ、アームに対応するためペグをマグナムロックにしてあったり、コンパクトであるがミニハムを搭載しているところは、サウンド面の実用性をしっかり考えられていてさすがだ。

このデザインは、実はクラフトマンが元のデザインに納得がいかず、塗り直しをして完成している。この試行錯誤があったからこそ生まれたデザインである。そのためボディにいくつかのカッター跡があるが、プロトタイプのリアルな痕跡としてご了承いただきたい。その分、価格が本来よりかなり下げられているが、機能的にもサウンド的にもまったく問題はないのでお得だろう。

クラフトマン片田のコメント
コンペイトーの評判が良いのでラメラメで作ってみました。
今回はボディーの角をかなり丸めてロケットみたいなイメージ。よりミッドセンチュリー なテイストのアトミック・デザインを盛り込んだゴールドとシルバーのツートンカラー。
シルバーのラメが精悍で如何にも宇宙に飛び出しそう。
またビグスビー・タイプのトレモロユニットが重厚で独特のムードを醸し出していて、とてもレトロでキュート。
ピックアップはフロント・リア共にミニハムバッカーをマウント。トレモロユニットとブラス製のブリッジと相まってサウンドは太すぎずシャープな印象でジャンルを問わず使えそう。
ただ、このルックス、むしろギターの方がギタリストを選ぶかも。
「我こそがこのギターを弾きこなせる」という勇者に使って欲しいです!

元々レトロなビザールギターが好きだったクラフトマン片田は、可愛いけれど弾きにくいというビザールギターのイメージをそのままを作るのではなく、”トラディショナル”なパーツを基本にしながら実用性を考え”モダン”パーツを取り入れて現場でも通用する確かなサウンドと弾きやすいギターを目指している。



このプロトの企画は今後も毎月20日に新作をインスタやXやHPにて発表し、CGKオンラインショップまたは楽器店に置かれて販売される。製作段階で試行錯誤するプロトタイプなので普段より低価格。手作り感や作りの荒い部分もあるが、世界に1本のみなので貴重だ。上半期と下半期に分けてSNS上で「いいね」で投票してもらい、順位を決めていく。いいねをしてくれた方の中から抽選でプレゼントもあるとのこと。すでに上半期は集計中で、好評なギターは後々ラインナップに加えられ商品化される可能性もあるという。


先日も札幌の展示会に出展し、初の北海道進出を果たしたCGK。ブースに立ち寄るお客さんのなかでも若者たちからの反応が圧倒的に多かったという。ますます広がりを見せているが、いま国産ギター業界は材料費の高騰で、価格の値上がりを余儀なくされている。そんななかで「良いものを少しでも安く」と考え、次世代のプレイヤーにも手に取りやすいギターでありたいと願っているメーカーの1つがCGKだ。12ヶ月連続リリースを楽しみにしているファンも多い。こうした自由な取り組みと発想が増えて、国産ギターメーカー全体の活性化につながっていけば良い。
次回12月のプロトはどんなギターが出来上がってくるのか?今から楽しみにしておこう。
photo by Takayuki Sasaki
★インフォメーション★

CGK_PT11_Cosmic Konpeito Rocket Launch
参考価格:310,000円 (税別) / 341,000円(税込)のところ
販売価格:220,000円(税別)/242,000円(税込)※ロゴ入りソフトケース付き
発売日:2025年11月20日 正午〜
販売サイト: CGKオフィシャルオンラインショップ
URL:https://caramelsguitarkitche.stores.jp/
Specification
Body : Alder
Body Finish : Nitrocellulose Lacquer(一部アクリルラッカー)
Neck Material : Maple
Fingerboard : Rosewood
Frets : 22
Fret Size : Medium wide
Scale Length : 648mm
Nut : Graph Tech TUSQ
Pickups(Front) : Mini-Humbucker GoldFoil AlnicoV
Pickups(Bridge) : Mini-Humbucker GoldFoil AlnicoV
Switching : toggle switch(国産)
Controls : MasterVolume×1(CTS) /MasterTone×1(CTS)
Bridge : All cut Hardtail 3way Brass Saddle Bridge
Talepiace : B5 type
Peg : SD91-MG-05MA-L6-Nickel
Strap Pin : GOTOH Ep-B3
Caramel’s Guitar Kitchen profile
2021年に立ち上げられた福岡発ハンドメイドギターブランド。その特異なデザイン性だけでなくこだわりのスペックでサウンドにも定評がある。手にしたときに「気持ちがグッと上がるもの」を作りたいをモットーに見た目と弾き心地を追求し続ける。昨年は福井県漆塗り業社とコラボギターを発売し、島村楽器とのコラボSTギターが発売前に完売するなど斬新な企画と話題を発信し続けている。
【Official CGK ONLINE SHOP】https://caramelsguitarkitche.stores.jp/
【Official CGK HP】https://caramelsguitarkitchen.net/
Instgram : https://www.instagram.com/cgk_guitar/
X : https://x.com/CgkGuitar













