鳴りやまないMGZコール。MGZ活動休止LIVE「LAST GIGS」は、MGZとしての活動の集大成。怒涛のアンコールは誰もが予測不能な展開に!?

遂にこの日が来てしまった。2016年12月6日、DAIA(東京都渋谷区)にてMGZ活動休止LIVE「LAST GIGS」が開催された。会場は3面の壁にMGZメンバーからのコメントムービーが映し出されており、そのコメントを会場につめかけたファンたちは噛みしめるように聞き入っていた。もちろん会場は事前物販の列とフロアで待っているファンの境目がわからなくなるほどの超満員。それもそのはず、「LAST GIGS」のチケットは即日完売だったのだから。

そしてオープン予定事時刻の19時を少し過ぎた頃、場内に4つ打ちのキックが響き渡るとMGZのライブではもはやお馴染みのMC、シャバダバふじが登場した。MCが登場しただけで場内は大歓声。男性ファンから「我慢汁!」の掛け声もあがり、既にこの上ない一体感が生まれていた(※“シャバダバふじ”は、セクシー女優系のイベントでは、“我慢汁ダバダバふじ”と呼ばれることがある)。「LAST GIGS」にかけるファンのスタンバイは十分だった為、すぐにタイトルコールをし、本編へと突入した。
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ピンクの帽子を頭にのせたMGZの制服ともいえるアイドル衣装に身を包んだ3人が定位置につくと、『1000000(ミリオン)テレパシー』の前奏が流れ始めた。ステージを囲む3面の壁にはハートいっぱいのMGZのムービーが投影され続けており、色とりどりのサイリウムの光とまざりながらステージの3人の雄姿を光の渦に包みこんでいた。コールを先導する声は1曲目から全力投球。「LAST GIGS」に相応しい幕開けとなった。続けて2曲目は、『LoveKissBaby』。この曲を推し曲にあげるファンや共演者も少なくないことから、盛り上がらない訳がない。最後にして最高の舞台を作り上げようとするMGZの心意気も伝わってか、Aメロ→Bメロ→サビと、楽曲が進行するにつれて掛け声や歓声が大きくなっていった。

そして、最初のMCへと突入すると、今日の彼女たちはファンに休む暇をあたえないようだ。佐倉の「盛り上がってますか~?」の問いかけに呼応したファンの歓声へくい気味に友田が「足りないよ!ラストだぞ!!」と煽る。さらに大きなレスポンスが返ってきたことは言うまでもないが、星美が「フロアからの掛け声が大きすぎて曲がよく聴こえなかった…」と言うほどに冒頭からステージもフロアも飛ばしまくりの展開となった。

そして3曲目に披露されるのが『Liar/99999999(ライアーエイトナイン)』。アダルトエキスポ2016で初披露となったこの曲は、「LAST GIGS」にして3回目。本格的なEDMサウンドのため、「コールやりにくいよね?」とファンを気遣うやりとりをはさみながら、ダンスレッスンの思い出を語るなど、和やかな空気が流れたところで、衣装チェンジのため、楽屋へはけ、再びメンバーメッセージのVTRが会場には映し出された。全員が観やすいようにとフロアのファン全員が着席するなど、どこまでも統率がとれた行動にMGZがファンも含めてのMGZであることが感じられた。
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VTRが終わるとシンプルな白いドレスに身を包んだ3人が登場すると往年のダンスミュージックを彷彿させるシンセ音と4つ打ちのビートが響き渡り、ライブでは3度目となる『Liar/99999999(ライアーエイトナイン)』が始まった。これまでのアイドル王道曲とは全く異なる基軸を打ち出したこの曲は、コールを入れやすい楽曲ではないものの、彼女たちの魅力の新たな一面を描き出したキラーチューンであることは間違いない。それはビートに身を任せた心地よい空間と曲終わりにおこった盛大な拍手が何よりの証拠だろう。もちろんこの日の『Liar/99999999(ライアーエイトナイン)』が過去3回の中で一番の盛り上がりとなったことは言うまでもない。
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良い感じにクールダウンされたところで、「LAST GIGS」ならではの企画、トークセッションへと突入した。会場のファンから事前に集められた質問をボックスの中からメンバーがひいてこたえるという、ファンにとってはかけがえのない時間となったが、会場に来たファンのみの特典ということで、ここではそのトークセッションの内容には触れないことにしよう。ただひとつ言えることは、演者とファンという言葉では言いあらわせない、家族や戦友といった空気感すら感じさせるひと時となった。

再度、衣装チェンジのため3人がステージをはけるとVTRが流れはじめ、フロアも少し休憩モード。しばらくするとバーカウンターにスポットライトがあたり、そこにはシャバダバふじの姿が。そして「最後の乾杯しませんか~?」の煽りに大喝采。暗転すると、『乾杯ファイター』の軽快なドラムとベースが流れてきた。黒のセクシーなパーティードレスをまとった3人が腰でリズムをとりながら会場を指さし、「ワン・ツー・スリー・フォー」と合図すると、会場は一気にパーティータイムに!手拍子も掛け声も、なにもかもがこれまでの曲の中でイチバン大きく、ストロボの効果もあいまって、過去最高の乾杯タイムが繰り広げられた。サビの一体感、ステージからの「ヘイ!」コールへのレスポンス、どこを切り取っても熱気に包まれており、楽曲終わりの大歓声で最高の乾杯ソングに昇華された。
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そんな熱気冷めやらぬ中、壁に映し出されたMGZ年表をたどるヒストリートークが始まった。当時は話せなかったエピソードや裏話がふんだんに盛り込まれたこのセクションは、会場に集まったファンたちにとって、何よりの宝物となったことだろう。したがって、こちらの内容もここでは触れないことにしよう。
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そして、最後の曲『Good Bye Time』の流れになると、会場からは「ヤダ・ヤダ・ヤダー!!」の掛け声が。ミドルテンポな楽曲にからむスモークとライティング、そして会場からはゆるやかな手拍子が加わり、MGZの3人とファンと会場スタッフの全員が一体となって、『Good Bye Time』を完成させていった。間奏では、何度もステージから「ありがとう」のメッセージが。そのまま温かい空気感のままエンディングを迎え、ステージ上の3人に惜しみない拍手が送られた。

…が、もちろん本当にこれで終わる訳がない。会場には、有志で準備されたサイリウムが配られ、「タ・タン・タ・タン・タン」のリズムに乗って「友田彩也香」「星美りか」「佐倉絆」の名前が順番に繰り返しのコールがはじまった。そしてコールが何周もまわらないうちに、黒いドレス姿のまま、MGZの3人が登場。そして本日2度目となる『LoveKissBaby』が披露された。もちろんコールひとつをとっても1回目よりもさらに大きく激しくなっており、オーイングは怒号のレベルに。そして、配布されたサイリウムでより一層、輝きを増した会場は、【黄・赤・ピンク】の3色に彩られていた。この3色はMGZの3人の担当カラー。もちろんステージ上の3人もすぐに気づき、いつも以上にハッピーなパフォーマンスとなり、最後の投げキスで最高潮を迎えた。

大団円を迎えた空気感の中、MGZの3人が最後の挨拶をしようとしたところで、会場の後方から、「ちょっと待ったー!」の叫び声が。会場は騒然…というのも、その声の主が会場の高いところから叫んでいた為、会場からは顔が見えず、誰が叫んでいるのかわからなかったのだ(笑)。慌てて階段を駆け下りると、そこには元メンバーの桜井あゆが。会場からは何故か怒涛の本名コールが巻き起こり、大歓声の中、ステージに迎えられた。さらにステージには、MGZとゆかりの深い共演者や関係者も誘導され、思い思いのメッセージをMGZの3人に伝えていった。特にミリガ愛の深い共演者は、今回の活動休止が本当に辛かったようで、ありがとうのメッセージの中にもどことなく沈んだ気持ちが表れており、涙なしでは語れないステージとなった。
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桜井あゆを交えたゲスト全員からの花束を受け取ったMGZの3人は、サプライズと感動の渦の中、桜井あゆを含めた4人バージョンでの『1000000テレパシー』を披露することに。イントロが流れ始めると、イントロのフレーズから会場のファンは大合唱。『LoveKissBaby』では3色に彩られたサイリウムに、桜井あゆの担当カラーだった青も加わり、4人時代のMGZが蘇っていた。桜井あゆのブランクを感じさせないパフォーマンスはステージ上の3人を鼓舞し、それをさらに煽るかのようにスモークがたかれ、オケのボリュームもアップされていった。すると相乗効果でさらに会場はヒートアップし、どこまでも今日一の歓声を更新し続けていった。楽曲が終わってもその熱量がおさまることはなく、鳴りやまないMGZコールの流れから、さらなる追加のアンコールが入ることに。

そこでリクエストにあがったのは、4人時代は桜井あゆのリード曲となっていた『乾杯ファイター』。まさか最後の最後に元祖乾杯ファイターが聴けるとは!!会場全体が本当にサプライズ状態となったこの楽曲が盛り上がらない訳がなく、歓声は地響きのように沸き起こり、間奏ではひきちぎれんばかりのコールが巻き起こった。どこが限界点かわからなくなるほどに楽曲が進行するにつれて会場からのコールは大きくなっていき、絶叫にも近い歓声で最後の『乾杯ファイター』は幕を閉じた。
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そして遂に訪れた本当に最後の挨拶。佐倉絆→友田彩也香→星美りかの順に、ファンへの感謝の言葉やMGZとしての絆を口々に告げ、「私たちがミリオンガールズZでした!」のキメポーズを。巻き起こったMGZコールと各メンバー名のコールは鳴りやむことがなく、MGZメンバーがステージから動けないでいると、会場のフロントからプラカードが。そこには3人の名前と共に感謝のメッセージが書かれており、ファンからもMGZへ花束が手渡された。あまりに感動したMGZの3人は私物のケータイを取ってきてもらい、会場全体をバックに仲良く記念撮影。そこには作られたドラマではなく、ドキュメンタリーな景色が広がっていた。そして本当に最後の最後の「私たちがミリオンガールズZでした!」のキメポーズを決めると、怒号のようなMGZコールが巻き起こり、暗転して流れ始めた『Liar/99999999(ライアーエイトナイン)』と共に3人はステージを後にしていった。「そして伝説へ」まさにこの言葉に相応しい一夜となった。
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Text: Akihito Koshio
Photo: Aiwa Araneda

★Set List★

1. 1000000テレパシー
2. LoveKissBaby
3. Liar/99999999
4. 乾杯ファイター
5. Good Bye Time

EN1. LoveKissBaby
EN2. 1000000テレパシー
EN3. 乾杯ファイター

★公式情報★

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